越前水仙農家さん

2年目となる越廼地区をはじめ、越前海岸で「越前水仙」の栽培をされている水仙農家さんにお話を聞きました。
作業中、苦しい時は買って下さったお客さんが花瓶に活けて喜んでいる笑顔を思い浮かべ、水仙を傷めないよう一日でも長く持たす為に水仙の根本のハカマを綺麗に長く切るように工夫されているとのこと。

越前水仙はつぼみのまま出荷され、花を活ける人に届いてから開花が始まるようになっています。しかし、ある水仙農家さんは「若い花を切っても黄色味が強く、白くならないし、花も大きくならない。手元に届いた時に本当に良い水仙として咲けているのか心配」と、とても歯痒いようでした。
三地域に広がる越前水仙農家さんのお話を通して、人と人とのつながりやそこにしかない魅力がまだまだ眠っていることに気づけました。福井県に住んでいても普段の生活では出会うことができなかった水仙農家さん。もっともっと地域の人に出会い、地域のことを知りたい、そんな気持ちが湧いてくる時間でした。

山本裕紀子
結婚を機に大阪から福井県に引っ越してきました。
もっと福井県の魅力を知りたくて、越前水仙に出会いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です