越前水仙農家さん

2年目となる越廼地区をはじめ、越前海岸で「越前水仙」の栽培をされている水仙農家さんにお話を聞きました。
作業中、苦しい時は買って下さったお客さんが花瓶に活けて喜んでいる笑顔を思い浮かべ、水仙を傷めないよう一日でも長く持たす為に水仙の根本のハカマを綺麗に長く切るように工夫されているとのこと。

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越前水仙農家の田中さん

越廼地区で「越前水仙」の栽培を行っている田中民子さんにお話を聞きました。55歳まで越廼村役場に勤務し退職後水仙栽培に携わるようになったようです。
80歳近くのご高齢で、急な斜面で作業するのは身体がキツいと話してました。
水仙を痛めないように一日でも長く持たす為に水仙の根本のハカマを綺麗に長く切るように工夫されているようです。
水仙はつぼみのまま出荷され、花を生ける人に届いてから開花が始まるようになっています。しかし、若い花を、切っても黄色味が強く、白くならないし、花も大きくならない。手元に届いた時に本当の良い水仙でないのがとても歯痒いようでした。
越前水仙農家の田中さんのお話を通して、人と人とのつながりやそこにしかない魅力がまだまだ眠っていることを知りました。福井県に住んでいても普段の生活では出会うことができなかった水仙農家さん。もっと地域の人に出会いたい、地域のことを知りたい、そんな気持ちが湧いてくるような時間でした。

山本 裕紀子

水仙栽培農家さん

ローカルフォトスクールに参加して、カメラの基本を教わり、自分目線で良いと思った瞬間を撮影しました。温かい眼差しで見つめ合う姿が素敵で、カメラ初心者ですが、ご夫婦の自然な表情をしている一瞬を狙いました。
斜面いっぱいに広がる越前海岸の水仙畑で奮闘する、凛々しいご夫婦の姿。その後の作業場での優しい笑顔の姿、両方を見せていただきました。私の知らない越前海岸の魅力や個性豊かな福井人を探して、ここにしかない福井を全国の人たちに知ってもらえるように発信していきたいです。

山本 裕紀子
結婚を機に大阪から福井に来て、16年になります。
障害者の就労継続支援B型事業所で、一人ひとりが社会の中で、喜びを見い出していくことを目標に、サポートをするお仕事をしてます。