水仙と過ごした年月

「水仙農家の皆さんにどんどん質問してください」と促され、お仕事のやりがいや、水仙に対する愛情を質問しかけて、ふとためらう自分がいた。外から来た私たちの勝手な期待を込めた質問だと思ったからだ。
水仙の育て方を質問すると熱心に教えてくれる。収穫するための鎌や籠から様々な工夫が見て取れる。優しい手つきで花を扱う。そんな様子の端々から、水仙と共に過ごした年月に想いを馳せることができる。野暮な質問をしなくても、私にはそれで充分だった。

黒川 照太
1981年生 福井市出身。
学生時代を別府市にあるグローバル大学で過ごし、卒業後は東京でNPO支援、まちづくり、コミュニティづくりの仕事に携わる。現在は家業を継ぐため福井にUターンし、新規事業を模索する毎日。

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