徒歩でこそ気づくこと。糠地区の魅力

細⾧く小さな谷に密集する家々。人がすれ違うことも難しく、まるで迷路のような路地の数々。切り立った急階段の先、高台に位置する神社には多くの狛犬達。
古くから漁業や農業、冬季の越前糠杜氏など様々な伝統産業が営まれてきた南越前町糠地区は、「徒歩」でないとその魅力に出合えない集落かもしれない。区⾧の田中正則さんによると、以前は集落の中心部に川が流れ、川を埋めるまでは床下まで浸水することも多かったそう。

今はS字カーブの道路が印象的なこの地区を田中区⾧のガイドで歩いてみると、石積みの印象的な箇所や日本海を見渡せる高台など新たな発見がいっぱい。どの地区にも歴史あり。一度ぜひ、車から降りてまち歩きを楽しんで。

木曽 智裕
福井新聞社月刊fu編集部
(fuプロダクション)所属。

いつでも笑みを

「越前水仙」の現状の話になると、後継者不足、獣害の被害のことなど、どうしても明るい話ばかりではありません。
しかし、地域で活動する水仙農家さんには飛びっきりの「笑顔」がある。取材を通して感じたその笑みとエネルギッシュさを伝えたくてシャッターを切りました。
こだわったのは、縦写真であること。かつ、全てを写真に収めるのではなく、農家さんの溢れんばかり明るさが伝わればと撮影しました。

木曽 智裕
福井新聞社月刊fu編集部
(fuプロダクション)所属。